循環イメージ図 |
有機物堆肥化の方法水分調整剤と種菌を加えた生ゴミを発酵処理機「りぼんちゃん」に入れて90分ほど攪拌。これで一時発酵が終了。対比置き場で、最初は2〜3日に1度、次に1週間に1度程度天地返し、1ヶ月ほどで施肥可能な堆肥に熟成。 名前の由来発酵処理機「りぼんちゃん」はREBORN=再生の意味をこめて名づけられました。 有機資源リサイクルへの貢献農学博士 伊達 昇 地域有機資源のリサイクルは、生物の再生産、環境保全、さらには循環型社会実現での重要なキーテクノロジーであるが、システムとして定着するためには、よりシンプルで低コストな発酵処理装置が要求される。うえだ式発酵処理システムは、コンポストベース(菌床) それ自体が生ゴミや農業集落排水汚泥を活用したリサイクル有機資源であること、発酵槽の構造がシンプルで低コストなこと、さらにそのシンプルな構造が多様な有機物や高水分の有機物の受け入れを可能にするなど、従来の発酵装置とは異なる特色を有しており、地域の状況に適合した有機リサイクルを可能にするものと期待している。 言うまでも無く、この発酵機は一次発酵機であり、熟成堆肥にするには二次堆積が必要となることを理解されたうえで賢く活用されることを願って、期待と推薦の弁とする。 |